(この日記はipodが無くなったと思う前日のものです)
思い立ったのは前日だった。
どこかに行こうとは話していたが、
首都圏近郊日帰り圏内を想定していた。
そうだ、日本一の山、
Mt.FUJIYAMAに会いに行こう!
思い立ったが吉日、行動は早い。
朝起きて、ご飯も食べずにバイクに跨った。
前日より少し肌寒いが、逆に快適。
屋久島でほったらかしだったバイクは、
前日の走行では機嫌が悪かったが、
旅立ちの朝はすこぶる本調子。
ゲンキンな奴。
タンデムシートには、気の会う友達
千葉
築地
銀座
川崎
鎌倉
湘南
美しい景色
深く歴史ある町
スポーツで賑わう海岸
渓流沿いにこびりつく温泉街
さまざまに変る景色を眺めながら走る。
少し涼しめな気候
箱根で古めかしい町湯に浸かる。
あまり濾してない泡盛のような色合い。
古い作りの割にはよく清掃された風呂。
風呂上がりの谷川は、新緑美しく、
さわやかな気持ちにさせる。
少し昼を過ぎた頃。
浴槽で一緒になったお爺さんに
昼食のお勧めを聞いていたが、鯛飯2000円以上。
無理
芦ノ湖湖畔でそばを食べる。
その日の宿は決めていない。
山中湖辺りで、と思っていたが、
考えた結果少し離れた山中の過疎の村に。
富士山麓を越え朝霧高原を抜けるが、
雲に覆われたFUJIYAMAは姿を現してくれない。
標高2000メートルくらい。
かなり寒い。
足早に進む。
細い一本道を渓流沿いにあがり、
廃校を改築して出来た宿に入る。
値段が安い割に雰囲気はよい。
夕食をすませ、心地よい風呂に浸かる。
湯船はヌルリとしているのに、さらりとした湯。
地元の出身で、里帰りしてきた人と話す。
田舎を持ってる事
お盆に上げる花火のこと
同級生の事
多分歳は近いだろう
故郷の話をして二人で頷きあった。
風呂の外で暗くなった校庭を眺めながら友とビールを呑む。
グラウンドを散歩したり、夜の不気味なプールを覗いたり。
残念ながら星は見えないが、一匹だけ蛍を見た。
その夜は日本酒、三岳をのみながら緩い時間を過ごし、
気がつけば午前を過ぎた。
朝は7時30分起床。
旅の朝にしては遅い。
朝食を食べ来た道を降りる。
前日の天気予報では微妙な感じであったが、
起きてみると晴れている。
雲は少し。
FUJIYAMAが見えるかもしれない。
期待を込め暖かな空気のもと、
バイクを走らせた。
つづく
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